「Gitの"user.name"と"user.email"を構成していることを確認してください。」|Gitコミットが失敗する問題を解決する方法

error Github Visual Studio Code

「Gitの"user.name"と"user.email"を構成していることを確認してください。」|Gitコミットが失敗する問題を解決する方法

なやむくん
VScodeでGitコミットが失敗します…。
なやむさん
どう対応したらいいかわからない…。

などの疑問や悩みを解決してまいります。

VScodeでGitコミットをしようとすると、以下のダイアログが表示されてGitコミットが失敗することがあります。

なやむくん
"user.name"と"user.email"?初めて聞きました。

本記事では、Gitコミットを失敗する原因とその解決方法について解説します。

原因

冒頭でも説明しましたが、Gitコミットするためには、Gitのユーザー名とメールアドレスが必要になります。

コミットをすると添付の赤枠にコミットしたユーザー名が表示されます。

そのためにもGitのユーザー名、メールアドレスを登録する必要があります。

登録方法

Gitのユーザー名とメールアドレスを登録するには、以下のコマンドを実行します。

// ユーザー名登録
git config user.name [ユーザー名]

// メールアドレス登録
git config user.email [メールアドレス]

[ユーザー名][メールアドレス]の部分に登録したい内容を入力します。

リポジトリごとに登録

Gitのユーザー名とメールアドレスは、リポジトリごとに登録情報を分けることもできます。

すべてのリポジトリに適用させる場合--globalをコードに含めます。

// ユーザー名登録
git config --global user.name [ユーザー名]

// メールアドレス登録
git config --global user.email [メールアドレス]

特定のリポジトリに適用させる場合--localをコードに含めます。

// ユーザー名登録
git config --local user.name [ユーザー名]

// メールアドレス登録
git config --local user.email [メールアドレス]
みつた
最初に解説した--global--localを含めないコマンドではローカル設定と同様です。
みつた
案件やプロジェクトによってユーザー名を使い分けたいときなどは、そのプロジェクトのリポジトリでは--localで登録します。

コマンドを実行したら、登録がされているかどうかをそれぞれ確認してみましょう。

登録確認

登録したユーザー名、メールアドレスを確認するためには、以下のコマンドを実行します。

// 登録したユーザー名を確認する
git config user.name

// 登録したメールアドレスを確認する
git config user.email

それぞれコマンドを実行して、登録した内容が表示されればOKです。

もしくは、Gitの情報を一括で確認する方法もあります。

git config --list
よろこびくん
登録した情報が確認できました!
みつた
これでGitコミットが可能になります!
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

みつた

完全未経験&異業種から30歳の年でIT企業に転職。

Web系開発言語が好き。
どちらかというとバックエンドよりもフロントエンドが好き(現時点では…)

最近はサウナと観葉植物にハマっている。
野球が好きで一応投手。

-error, Github, Visual Studio Code