出典:YouTube(@claude)
Anthropicは2026年9月16日、Claude Coworkとチャットを「1つのClaude」へ統合すると発表しました。ユーザーがタスクの内容に応じて利用場所を選ぶ必要をなくし、質問からレポートやプレゼンテーションの作成まで、同じ会話の中で進められるようにします。

- Claude Coworkとチャットが統合され、Coworkの機能をどの会話からでも利用できるようになります。
- 新たにClaude DocsとClaude Slidesが登場し、Claude Designも会話内で利用可能になります。
- ProおよびMaxプランを対象に、Web・デスクトップ・モバイルのClaudeアプリで今後数週間かけて展開されます。
- Docs、Slides、Designは有料プランでベータ提供され、Enterpriseでは管理者が有効化の時期を選べます。
- Claudeは標準設定ではアクションの前に確認し、ユーザーが最終的な判断権を持ちます。
Claude Coworkとチャットを統合
Claude Cowork and chat are merging into one Claude.
— Claude (@claudeai) September 16, 2026
Ask a quick question or hand over a report, and Claude takes it from there, even after you close your laptop. If something's unclear, Claude asks—you keep the final say.
Rolling out to Pro and Max over the next few weeks. pic.twitter.com/87HC2lUjxG
出典:X(@claudeai)
Anthropicは、Claude Coworkとチャットを統合し、「1つのClaude」として提供すると発表しました。
これまでCoworkは規模の大きな作業、Claude Designはビジュアル制作のための独立した場所として用意されていました。しかし、ユーザーからは、タスクをどこで始めるべきか判断しなければならないことや、ある場所で始めた作業を別の場所へ引き継げないことへの不満が寄せられていたといいます。
今回の統合により、Claudeがタスクに必要なものを判断します。CoworkやDesignの機能を、既存のコンテキスト、スキル、コネクターとともに、どの会話からでも利用できるようになります。
簡単な質問をする場合も、期限のあるレポート作成を任せる場合も、利用場所を選び分ける必要はありません。ノートパソコンを閉じた後も、Claudeは作業を続けられます。
Claude DocsとClaude Slidesが登場
統合とあわせて、Claude DocsとClaude Slidesが新たに発表されました。Claude Designも会話の中で利用できるようになります。
それぞれの主な使い方は次の通りです。
- Claude Docs:Claudeと共同で文書を作成する
- Claude Slides:プレゼンテーションのスライド案を作成する
- Claude Design:会話内でビジュアル制作を進める
作成した内容は直接編集でき、Claudeからそのままプレゼンテーションを行うことも可能です。PowerPointまたはPDFとしてダウンロードすることにも対応します。
Docs、Slides、Designはいずれも有料プランでベータ提供されます。Enterpriseでは、管理者が有効化する時期を選択できます。Claude Designを単独で利用している場合は、従来どおり引き続き使用できます。
レポートとスライドを同じ会話で作成
Anthropicは、週次レポートを例に新しい利用イメージを示しています。
ユーザーが先週のパイプラインの変化をClaudeに確認し、いつもの形式でレポートを作成するよう依頼します。さらに、遅れがある項目を明示し、リーダーシップ会議向けの要点を5枚のスライドにまとめるよう指示できます。
不明点があればClaudeが質問し、ユーザーは移動中にスマートフォンから進捗を確認できます。レポートとスライドは同じ会話から作られるため、スライドはレポートと内容が合った状態になります。
完成後は、文書の一部をユーザー自身が修正したり、スライドにClaude向けのコメントを残したり、共有したりできます。毎週月曜日に実行するようスケジュールすれば、Claudeが依頼を待たずにレポート作成を始めます。
作成物は共有可能なリンクから利用
Claude Design、Slides、Docsで作成したものは、それぞれスマートフォンからも開ける共有可能なリンクで利用できます。
ユーザーは要素を選択して移動できるほか、変更したい内容をClaudeに伝えて修正を依頼できます。
アクション前の確認方法を選べる
Claudeが作業中にどのように確認を求めるかは、ユーザーが選択できます。
標準設定では、Claudeはアクションを実行する前に確認します。一方、詳しい確認が必要な場合だけチェックするよう設定し、それ以外は作業を続けさせることも可能です。いずれの場合も、最終的な決定権はユーザーにあります。
既存ユーザーはそのまま利用可能
主にチャットを使っているユーザーは、利用方法を変える必要はありません。より大きな作業を任せたい場合は、普段自分で作成しているレポートや資料をClaudeに依頼できます。
Coworkを利用してきたユーザーについても、以下の内容はそのまま維持されます。
- チャット
- プロジェクト
- アーティファクト
- コネクター
- スキル
アプリを開けば、それまで作業していた場所から再開できます。
Pro・Maxプランから順次展開
統合機能は、既存および新規のPro、Maxプラン利用者を対象に、今後数週間かけて展開されます。対象となるClaudeアプリは次の通りです。
- Web
- デスクトップ
- モバイル
ユーザー側で機能を有効化する操作は必要ありません。TeamプランとFreeプランにも、その後提供される予定です。
Enterpriseについては、組織向けの変更が行われる少なくとも30日前に、管理者へ案内されます。
タスクの規模を問わず、同じClaudeへ
今回の統合により、質問、文書作成、スライド制作、ビジュアル作業について利用場所を選ぶ必要がなくなります。Coworkで扱ってきた大きな作業と、日常的なチャットを同じ会話の中で進められるようになります。
ProおよびMaxプランから展開を始め、TeamとFreeにも今後提供される予定です。Enterpriseの管理者には、組織向けの変更が行われる少なくとも30日前に案内されます。また、EnterpriseではDocs、Slides、Designを有効化する時期を管理者が選べます。