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Sakana Marlinに「Interactive Reading」とPowerPoint出力が追加

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Sakana AIは2026年9月16日、「Sakana Marlin」に「Interactive Reading」と「PowerPointスライド出力」の2機能を追加しました。数十ページに及ぶ調査結果を読み解き、根拠を確かめ、自分の考えを反映して伝えるまでのプロセスを支援するアップデートです。

みつた

こんにちは。Sakana Marlinに、レポートをAIと対話しながら読み解く「Interactive Reading」と、編集可能なPowerPoint出力機能が追加されました。根拠の確認から内容の編集・共有まで、意思決定のプロセス全体を支援します。

この記事のチェックポイント

  • Interactive Readingでは、生成されたレポートについてAIエージェントとチャット形式で議論や質問ができます。
  • レポート内の引用から、根拠となった出典の該当箇所を確認できます。
  • 調査結果を編集可能なPowerPointファイルとして出力し、文章や図形、表やグラフのデータ・書式を変更できます。
  • 任意のスライドテンプレートに対応し、各スライドには出典URLも記載されます。
  • 調査だけでなく、内容の理解、確認、共有を含む意思決定のプロセス全体を支援することが狙いです。

Sakana Marlinとは

Sakana Marlinは、「リサーチはAIへ。人間は意思決定に集中する。」をコンセプトとするサービスです。Sakana AI独自の技術「AB-MCTS」を活用し、最大8時間に及ぶリサーチを実行。仮説設定から情報収集、調査結果のレポート化までをAIが自律的に行います。

公開情報から必要な情報を収集し、可読性の高い文書やスライド資料にまとめることで、人が良質な意思決定に集中できるようにすることを目指しています。リリース後は、大手企業、スタートアップ、コンサルティングファーム、金融機関、大学・研究機関などで調査業務を支援してきました。

参照ページでは、「ステーブルコイン・トークン化決済の最前線 | 制度改正と日本の金融市場への影響」や「Strait of Hormuz Blockade: Resolution Scenarios」といった内容が示され、レポートのPDFやスライドのPPTX、プレビュー、サンプルのダウンロードが案内されています。

アップデートの背景にある「理解」のボトルネック

Sakana Marlinを実際の業務で利用するなかで明らかになったのが、AIの調査結果を人が理解する段階の課題です。

Sakana AIには、数十ページの調査報告を読み解く負担や、主張の根拠を出典まで遡って確認したいという要望、社内共有や報告のために内容を修正して自分の解釈を反映したいという声が寄せられました。

調査そのものをAIで効率化しても、意思決定の前には、人が内容を「理解し」「確かめ」「伝える」必要があります。今回のアップデートは、このプロセスにもAIを活用し、意思決定までを一気通貫で支援することを目指しています。

Interactive Reading:レポートを読み、問い、確かめる

「Interactive Reading」は、出力されたレポートについてAIエージェントとチャット形式で議論し、質問できる機能です。

エージェントはレポート内の該当箇所へ案内するため、最初から順番に読むだけでなく、気になる部分に焦点を当てて内容を掘り下げられます。

引用から根拠となる箇所を確認

レポート内の引用をクリックすると、AIエージェントが出典を開き、記述の根拠となる箇所を提示します。従来は、出典ページを開いた後に該当箇所を利用者自身で探す必要がありましたが、新機能ではその作業をAIが支援します。

Interactive Readingが目指すのは、レポートをただ読むのではなく、エージェントとの対話を通じて必要な部分を深く理解する読み方です。AIが生成したレポートを問い直しながら読み進めることで、利用者自身の理解へ変えていきます。

PowerPointスライド出力:調査結果を編集して伝える

もう一つの新機能は、編集可能なPowerPointファイルへの出力です。Sakana Marlinの調査結果をスライドとして出力し、次の要素を変更できます。

  • 文章
  • 図形
  • 表のデータと書式
  • グラフのデータと書式

各スライドには出典URLも記載されるため、スライドから情報源を確認できます。利用者は調査結果に自分の解釈や論点を加え、社内での共有やクライアントへの報告に活用できます。

任意のスライドテンプレートに対応

PowerPoint出力は任意のスライドテンプレートに対応しています。社内用やクライアント指定のテンプレートを使うことで、出力後に体裁を整える作業を減らせます。

調査結果のどこに着目し、何を選んで伝え、どのような議論につなげるかには、利用者自身の経験や問題意識が反映されます。PowerPoint出力は、AIによるレポート生成だけでなく、その後の対話や意思決定も支える機能と位置付けられています。

調査から意思決定までを支援

今回のアップデートは、Sakana Marlinのコンセプトをさらに進めるものです。AIがレポートを生成するだけでなく、人が内容を辿り、根拠を確かめ、納得したうえで判断できる環境を目指しています。

Sakana AIは、人とAIがともに考え、理解し、意思決定する双方向の関係を「attunement(調和)」と呼んでいます。Interactive ReadingとPowerPointスライド出力は、AIをブラックボックスとして扱うのではなく、人とAIが調和しながら高度な意思決定を目指すための一歩です。

Sakana Marlinには従量課金プランがあり、クレジットカードを登録すると当日から利用できます。無料トライアルも用意されています。

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