などの疑問や悩みを解決してまいります。
『自分のWebサイトを持ちたい』『HPを作成したい』
そんなとき『何から始めたらいいのかわからない』であったり、『よくよく考えると世の中のWebサイトってどのようにしてネット上で公開されているのか』というのは知識がない方からすると絶対にわからないと思います。
ましてや『立ち上げ手順も難しいのでは…』と不安になる方もいるかと思います。
しかし安心してほしいのですが、皆さんが思っている以上に間違いなく簡単にWordPressサイトを始めることができてしまいます。
今回はWordPressサイトを立ち上げる上で必要な予備知識と、実際に立ち上げるまでの過程を解説していきます。
本記事の目次
最低限知っておいてほしい基礎知識
さっそくWordPressサイトの開設方法を解説していってもいいのですが、その前に開設において最低限知っておいてほしい基礎知識について解説していきます。
この知識だけでも知っておくだけでサイト立ち上げイメージがしやすくなるので、ぜひ知識が0の方はこの部分も是非読んでほしいなと思います。
サーバーの取得
まずサイトを立ち上げるうえで必須なのが『サーバー』といわれるものです。
Webサイトを『家』と例えて解説していきます。
Webサイトに対してサーバーは『土地』のような役割です。
サーバーを用意するには、自身で用意するか、レンタルサーバーの会社を利用するかですが、基本的にはレンタルサーバー会社と契約してサーバーを借りて、そのサーバー上でWebサイトを運用していくのが一般的です。
今回は上記のとおりレンタルサーバー会社と契約してサーバーを使用できるようにしたいのでこちらの方法を解説していきたいと思います。
ドメインの取得
次に必要になるのがドメインと呼ばれるものです。
ドメインはWebサイトの『住所』にあたります。
例えば『example.com』はドメインで、この部分がWebサイトを特定するための名前です。
URLはWebページやファイルがインターネット上でどこにあるかを示すアドレスです。
URLには、Webサイトのドメイン名や特定のページへのパスが含まれます。
例えば、『https://www.example.com/about』は、特定のウェブページへのURLです。
話を戻しますが、このドメインを取得し、URLを入力することでWebサイトを閲覧することができるようになります。
SSL(Secure Sockets Layer)の設定
SSLは(Secure Sockets Layer)の略称で、サイトのセキュリティを向上してくれるいわばWebサイトの「鍵」のような役割を担っています。
ネット上のサイトを閲覧しているときに以下のような内容を見かけませんか?
SSLの設定をしていないと上記の画像のように「保護されていない通信」と表示されます。
SSLの設定がされている場合は、そのURLのhttp://が『https://』となります。
セキュリティが向上し、サイトの信頼性も高まるためSSLの設定は必ずと言っていいほど行うべきです。
WordPressサイトを開設する5つのステップ
WordPressサイトを開設するためのステップは以下です。
今回レンタルサーバーには『 エックスサーバー 』を利用します。
エックスサーバーを利用されているサイト数は約250万件で国内シェアNo.1※1であり、高速化技術を導入した国内最速のサーバー速度※2を誇るレンタルサーバーです。
※1 2023年5月時点、hostadvice.com 調べ。
※2 2023年6月16日、エックスサーバー社調べ。
またWebサイトを悪用する攻撃から保護してくれるWAF(Webアプリケーションファイアウォール)機能をはじめ、万が一サイト内のデータを削除してしまっても無料で復旧することができる自動バックアップ機能、など初心者の方にも安心してご利用いただける便利な機能が充実しています。
STEP1:レンタルサーバーにお申し込みをする
それではレンタルサーバーの契約を進めていきます。
まずは エックスサーバー にアクセスします。
⓪『お申し込み』をクリック
アクセスして上の画面が表示されたら、まずは『お申し込み』をクリックしてお申し込みフォームに移動します。
①『10日間無料お試し 新規お申込み』をクリック
移動したら『10日間無料お試し 新規お申込み』をクリックします。
STEP2:サーバーの契約内容に入力
『10日間無料お試し 新規お申込み』をクリックしたら上の画像のページに移動します。
サーバーIDはエックスサーバー側で用意してくれた内容が初めから入力されていますのでこのままでOKです。
②プランを選択する
プランは、スタンダードプランを選択しましょう。
③WordPressクイックスタートを利用するにチェックをいれる
プランを選択したら次に『WordPressクイックスタート』の利用するを選択します。
④確認事項を読んだら『確認しました』をクリックする
WordPressクイックスタートの『利用する』にチェックを入れると上の画像のようにモーダルが表示されます。
注意ポイント
- 通常10日間の無料お試し期間がありますが、WordPressクイックスタートにはありません。
- サーバーのお申し込みが完了したと同時に料金のお支払いが発生します。
- 支払い用に登録したクレジットカード、Paidyアカウントは自動更新用として登録され、ご契約が自動的に更新されます。
問題なければ下の『確認しました』をクリックしてモーダルを閉じます。
⑤サーバーの契約期間を選択する
サーバーの契約期間を選択します。
選択できる期間は3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月で、6ヶ月から長期契約特典ということで料金がお得になっていきます。
以下が料金表になります。
3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 | |
---|---|---|---|---|---|
スタンダードプラン | 1,320円 | 1,210円 | 715円 | 679円 | 643円 |
プレミアムプラン | 2,640円 | 2,420円 | 1,430円 | 1,358円 | 1,287円 |
ビジネスプラン | 5,280円 | 4,840円 | 2,860円 | 2,717円 | 2,574円 |
※記載されている料金は期間1ヶ月分の料金です。
⑥取得するドメイン名を入力
サイトに使用したいドメイン名を入力します。
エックスサーバーでは以下の利用条件を満たすことで独自ドメイン永久無料特典を利用することができます。
独自ドメイン永久無料特典を利用する方法
- スタンダードプランご契約の場合、
『12ヶ月』以上の契約期間を選択した上での料金のお支払いと『自動更新設定』の有効化の設定 - スタンダードプランをすでに契約済みの場合、
『24ヶ月』以上の契約期間を選択した上での料金のお支払いと『自動更新設定』の有効化の設定 - プレミアム・ビジネスプランご契約の場合、契約期間や自動更新の設定状況にかかわらず特典利用可能
※取得できるドメインには条件があります。詳細はこちら(Xserver公式サイト)をご覧ください。
またドメインは後から変更ができないことに注意してください。
ドメインを変更する場合は、再取得やホームページの移行などの作業が発生してしまい非常に手間です。
注意ポイント
取得したドメイン名は後から変更ができません。
ドメイン名を変更するとなると、有料でドメインの再取得やホームページ移行などの作業が発生し手間がかかってしまいます。
ずっと使い続けていくものになるので慎重に決めましょう!
⑦WordPressのブログ名を入力する
ここからWordPressの情報について入力していきます。
まずはWordPressサイトの名前を入力します。
基本的にはサイト名をそのまま入力して問題ありません。
⑧ユーザー名を入力する
次にユーザー名を入力します。
このユーザー名はWordPressの管理画面にアクセスするために必要になります。
そのためユーザ名、パスワードの情報はしっかり保管しておいてください。
⑨パスワードを入力する
パスワードを入力します。
この情報もユーザー名同様に管理画面にアクセスするために必要になります。
またパスワードはできる限り複雑で長い文字数にしてください。
注意ポイント
短く単純なパスワードにしていると、セキュリティの脆弱性を突かれ乗っ取りなどの悪意ある攻撃からサイトを保護することができない可能性があります。
そのためログイン情報はできるだけ長い文字列かつ複雑なものにしてください。
パスワードをなかなか決められないという場合は、パスワード生成ツール(外部サイト)もありますのでぜひ活用してください。
⑩メールアドレスを入力する
WordPressに登録するメールアドレスを設定します。
こちらに設定したメールアドレスにWordPressの更新情報やセキュリティに関する情報などの通知が送信されます。
⑪最初に使用するWordPressのテーマを選択
WordPressを利用するためにはテーマというものが必要になります。
テーマはWordPressがゲーム機ならば、テーマはゲームソフトにあたります。
ブログ特化型テーマと言われるものもあれば、カスタマイズ性が高いテーマなど種類も様々です。
今回はWordPressサイトの開設をメインに説明していきたいので、今回は無料テーマを使用していきます。
どのテーマでもいいのですが、ひとまずWebサイトを作成したいなら『Lightning(ライトニング)』を、ブログを作成したいなら『Cocoon(コクーン)』を選択しましょう。
⑫「Xserverアカウントの登録へ進む」をクリック
未入力の箇所があなければボタンがクリックできるようになりますので、入力項目を確認して入力漏れがなければ「Xserverアカウントの登録へ進む」をクリックしましょう。
STEP3:エックスサーバーアカウントの設定
ここからエックスサーバーアカウントを作成していきます。
⑬ログイン情報を設定する
まずはエックスサーバーのサーバーアカウントにログインするためのメールアドレスとパスワードを設定します。
ログインするために必要な情報なので、情報を忘れないように控えを取るようにしてください。
⑭アカウント情報を入力
アカウントに登録する個人情報を入力していきます。
注意ポイント
最後に電話認証による本人確認をする際に、登録した電話番号に認証コードが送られます。
なので適当な電話番号にはしないでください!
⑮決済情報を入力する
決済情報を設定します。
決済する方法は2つあり、1つ目はクレジットカード決済、2つ目はPaidy(ペイディー)での決済です。
ポイント
Paidy(ペイディー)とは決済サービスの1つで、クレジットカードを持っていない場合でもエックスサーバーの利用料金を支払うことができるのでクレジットカード不所持の方も利用することができます。
⑯「同意する」をクリックする
『「WordPressテーマ利用規約」「サービス利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意する』にチェックを入れます。
⑰『次へ進む』をクリックする
未入力の項目がなければボタンを押せるようになるので、必須項目すべてに入力していることを確認してクリックします。
STEP4:登録したメールアドレスに届いた確認コードを入力
登録したメールアドレスに届いた確認コードを入力していきます。
⑱登録したメールアドレスに届いた確認コードを入力する
アカウント情報に登録したメールアドレス宛に確認コードが届きます。
届きましたらそのコードを入力します。
⑲『次へ進む』をクリック
確認コードを入力したら『次へ進む』をクリックします。
STEP5:SMS・電話認証による本人確認を行う
STEP5:SMS・電話認証による本人確認を行う
次にSMS・電話認証による本人確認を行います。
⑳認証コードの取得方法を選択する
まずはコードを取得する電話番号を入力しますが、すでにアカウント情報に登録した電話番号が入力されているのでこのままでOKです。
※登録した電話番号以外の番号でも大丈夫です。
SMSで取得するか自動音声通話で取得するかを選択することができますので、お好きな方を選択してください。
㉑『認証コードを取得する』をクリックする
認証コードの取得方法を選択したら『認証コードを取得する』をクリックします。
申し込み完了!
ここまでお疲れさまでした。これでお申し込みが完了です!
WordPressサイトの開設ができましたので、少し時間を空けてから設定したドメインにアクセスしましょう。
ここでサイトが表示されたら問題なく契約が完了しています。
ポイント
サイトが開設出来たら、セキュリティ対策の初期設定として『SSL設定』を以下の記事を参考に行いましょう。
-
【簡単操作】エックスサーバーでWebサイトのSSL化、常時SSL化の設定方法を解説します。
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